刹那のその後

ツインドライブ&オーライザーでのトランザムは、
本来の役割(機体性能の向上)の他に二つの効能がある。
一つは、周囲の人間の意識での通信ができるようになる物。
トランザムによって発生した粒子?が、作中で脳量子波と呼ばれている物に近い性質で、
トランザム影響下では脳量子波を持たない人間でも
「それを持つかのように」通信できるようになっている。
やっていることはイノベイターと限りなく近く、
人間とイノベイターの境界を消す装置であると言える。

もう一つは「代謝障害」と呼ばれる病気みたいなものの軽減。
擬似太陽炉を使ったビームで受けた傷は未来の治療方法でも治らない的な。
刹那とルイスとラッセが今のところ該当している。
多分グラハムも同じような症状になっているかと。
ラッセはともかく、ルイスの症状を何とかするのにキーになるのは間違いない。


代謝障害を緩和するということは、人間本来の代謝を強化するということで、
すなわち若さの維持を意味する。これをイノベイターというかリボンズの異様な若さと結びつけると、
「ダブルオーに乗ってる限り、刹那は限りなくイノベイターに近い存在である」という事になる。